福岡県糸島市で牡蠣の養殖・販売を行っているマルハチ様よりご依頼をいただき、リーフレット(仕上がりB6)を制作させていただきました。
パンフレットの在庫がなくなるのを機にデザインも一新したい
牡蠣小屋は似たようなものが多く、男っぽい印象も変えたい
とのご要望がありました。
制作した時期は牡蠣小屋のシーズンではなかったため営業中の様子を見ることはできませんでしたが、リサーチした内容を含め、お店でお話を伺いながら方向性を固めていきました。

整理した情報がこちら。
目的や背景を元にどんなデザインが必要なのか仮説を立てておくことで、リサーチ段階や制作中のぶれを防ぎ、意図を持ったデザインへ向かうことができます。
マルハチの代表、仲西さんは明るく優しいとても話しやすい方で、Google mapの口コミでもスタッフの対応がいいと高評価でした。初めての牡蠣小屋でも入りやすく、リピーターも多い今のマルハチの魅力を伝えるリーフレットにしたいと考えました。
整理した情報を元に立てたデザインのコンセプトは
「マルハチのサービスの良さが伝わる、明るく優しい印象に」

デザインのテイストについても確認を行いました。
人によって言葉から連想する感覚やイメージは異ったりするため、いくつかの参考イメージと言葉を準備し、擦り合わせていきました。
そうすると、おまかせや漠然としたご依頼であっても「こうしたい」という要望が顕在化することがあります。
ここで「牡蠣の質の良さがわかる印象に」「気軽にきてもらえる感じもほしい」と意見をいただくことができたので、それもふまえ方向性を固めてデザインに着手していきました。

こちらが完成したもの。
表紙はクライアント様が牡蠣に対して真摯に向き合う姿勢を表現し、中央には実際にマルハチで獲れた牡蠣を大きく配置。
「漁」というと力強いイメージもありますが、マルハチの代表は積極的に勉強会に参加されるなど、質にこだわって研究され、牡蠣の成長を大事に見守りながら育てています。その姿勢は丁寧で繊細なものだと感じました。
その繊細さや、品質にこだわった牡蠣であることを伝えるため、明朝体の文字を大胆に大きく配置。線のしなやかさや細さ、細かな抑揚のあるフォントでありながら、ぱっと見ただけで記憶に残るよう、インパクトも大事にしました。
初めての人にこそ気軽に来てもらえるような安心できる印象を伝えるため、やわらかな水色を海の青として使用しました。中面は、必要な情報をこの1枚でわかりやすく伝えることを最優先に。

品質にこだわった牡蠣であること、初めてや女性でも楽しめる牡蠣小屋の雰囲気。
そのままのマルハチの魅力を詰め込んだリーフレットです。
マルハチ様にも喜んでいただけて光栄でした。
マルハチさんの牡蠣、とても美味しいのでぜひ。
「デザインのことはよくわからないのでどう頼んでいいのかわからない」
「依頼の内容がうまくまとまらない」
そのような場合も一緒に考えながら提案していきます。
お気軽にご相談ください。